絶対値を含む関数のグラフ
要点
絶対値
絶対値の記号を外すには場合分けが必要である。
f(x)>0のとき |f(x)|=f(x)
f(x)<0のとき|f(x)|=−f(x)
絶対値とグラフ
関数y=|f(x)|のグラフはy=f(x)のグラフのx軸より下の部分をx軸に関して対称に折り返せば得られる。
そのため f(x)=0となるxを分かれ目に場合分けする。
例 y=|x−2|のグラフ
x−2≧0すなわち x≧2のとき y=x−2
x−2<0すなわち x<2のとき y=−x+2
例 y=|x2−2x−3|のグラフ
x2−2x−3≧0のとき すなわち x≦−1, 3≦xのとき y=x2−2x−3
x2−2x−3<0のとき すなわち −1<x<3のとき y=−x2+2x+3