2次方程式の解の範囲
2次関数y=f(x)でf(m)>0, f(n)<0 なら
y=f(x)のグラフはmとnの間で必ずx軸と交わる。
2次方程式f(x)=0がmとnの間に2つの解を持つための条件
D>0, m<p<n, f(m)>0, f(n)>0
ただし y=f(x)が下に凸、頂点が(p,q)
2次方程式f(x)=0がkとlの間に1つ、mとnの間に1つの解を持つ条件(ただしk<l<m<n)
y=f(x)が下に凸なら f(k)>0, f(l)<0, f(m)<0, f(n)>0
2次方程式x2-2kx+k+6=0が0から5の間に2つの解をもつような定数kの値の範囲を求めよ。 2次方程式x2+kx-6=0の解が-4<x<-1と、1<x<2の範囲にそれぞれ1つずつあるように定数kの値の範囲を求めよ。
平方完成すると (x-k)2-k2+k+6
y=f(x)の軸はx=kなので 0<k<5・・・(1)
D>0より 4k2-4k-24>0
(k-3)(k+2)>0
よってk<-2, 3<k・・・(2)
f(0)=k+6>0 つまり k>-6・・・(3)
f(5)=25-10k+k+6>0
つまり k<319
・・・(4)
図示する。
共通範囲を求めると 3<k<319
f(-4)>0 より 16-4x-6>0
よって k<52
・・・(1)
f(-1)<0より 1-k-6<0
よって-5<k・・・(2)
f(1)<0より 1+k-6<0
よって k<5・・・(3)
f(2)>0より 4+2k-6>0
よって k>1・・・(4)
図示する。
共通範囲を求めると 1<k<52
2次方程式x2+kx+4=0の2つの解がともに0<x<6の範囲にあるようなkの値の範囲を求めよ。
-203
<k<-4
2次方程式x2+kx-12=0の解が-8<x<-4と、1<x<3の範囲にそれぞれ1つずつあるように定数kの値の範囲を求めよ。
1<k<132