放物線とx軸の共有点の座標
放物線y=ax2+bx+cとx軸との共有点のx座標は2次方程式ax2+bx+c=0の解である。
つまり
x軸との共有点が(α,0), (β,0)の放物線の方程式はy=a(x-α)(x-β)
と表せる
3点(-3,0), (1,0), (2,10)を通る放物線の方程式を求めよ。 放物線y=x2+4x-12がx軸から切り取る線分の長さを求めよ。
y=ax2+bx+cとおいても解けるが、y=a(x-α)(x-β)としたほうが簡単に解ける。
放物線とx軸との共有点が(α,0), (β,0)の場合、放物線がx軸から切り取る線分の長さは|α-β|である。
(-3,0), (1,0)はx軸上の点なので、放物線はy=a(x+3)(x-1)と表せる。
(2,10)を代入すると 10=a(2+3)(2-1)
a=2
よって放物線の方程式はy=2(x+3)(x-1) [または y=2x2+4x-6]
y = x2+4x-12
= (x-2)(x+6)
よって、この放物線とx軸との交点は(2,0)と(-6,0)
2-(-6)=8
この放物線がx軸から切り取る線分の長さは8
3点(4, 36), (-2, 0), (-8, 0)を通る放物線の方程式を求めよ。y=12
(x+2)(x+8) [またはy=12
x2+5x+8]
放物線y=-14x2-x+8がx軸から切り取る線分の長さを求めよ。
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