更新日2019/09/05

最大値最小値から係数を求める

(1) a>0とする。関数y=ax2+2ax+b (−2≦x≦2)の最小値が3, 最大値が21のときa, bの値を求めよ。
(2)関数y=2x2−4ax+2a (−2≦x≦1)の最小値が−4になるような定数aの値を求めよ。

(1)頂点を出して、図をかけば最大値、最小値の位置がわかる。
(2)aの値によって最小値が変わるので場合分けが必要になる。

(1)
-2 2 -1 最小 最大 平方完成すると y=a(x+1)2−a+b
定義域 −2≦x≦2, 頂点(−1, −a+b)
a>0より最小は頂点、 最大はx=2のときである。
−a+b=3, 8a+b=21 連立して解くとa=2, b=5
これはa>0を満たす。
(2)
平方完成するとy=2(x−a)2−2a2+2a
最小 -2 1 a a<−2 のとき
x=−2で最小値10a+8となるので
10a+8=−4
a=−65
これはa<−2を満たさない。

a -2 1 最小 −2≦a≦1のとき
x=aで最小値−2a2+2aとなる。
−2a2+2a = −4
これを解くと a=−1, 2
このうち−2≦a≦1となるのはa=−1

最小 a -2 1 a>1のとき
x=1で最小値2−2aとなる。
2−2a=−4
a=3
これはa>1を満たす。

[i][ii][iii]よりa=−1, 3

a<0とする。関数y=ax2−4ax+b (1≦x≦4) の最小値が−7で、最大値が5となるときa, bの値を求めよ。a=−3, b=−7 関数y=x2−2ax+4 (0≦x≦4)の最小値が−5になるような定数aの値を求めよ。a=3
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